ゆとりですがなにか

ドラマとは関係ないです。戦/兵器/アフリカ/新興国/ITベンチャー/医療/介護/IoTとか

介護業界にIoTを。徘徊を見守るサービスを作りたい。

昨年末から、介護事業をやっている会社さんと、

認知症で徘徊する高齢者を地域で見守れる仕組みを作りたい!

と一緒にプロジェクトをやっています。

(会社としてではなく、完全個人で)

 

現在、日本での認知症の行方不明者は、2015年時点で1万783人。

認知症の方の増加傾向と共に、増えていっています。

認知症の行方不明、発見遅れで生存率低下 5日以降ゼロ:朝日新聞デジタル

 

現存の徘徊対策のサービスでは、

認知症の方が介護施設の外に出るとアラートが飛ぶように

出入口にセンサーや画像解析カメラを付けるというものが主流です。

※基本的には、扉には施錠をし、開けられないようにしています。

 

在宅での介護や、通所・小規模での介護ケアにシフトしていっている中、

上記のようなサービスを入れられるところばかりではありませんし、

介護をされている方の中には、「家に閉じ込めているようで心苦しい」と思われる方もいらっしゃいます。

 

認知症の方の徘徊を見守るサービスの価値は、

認知症の方が徘徊をしても、どこにいるか分かり、危険から守ることができる』

ことです。

 

  • 位置情報がわかる
  • 危険エリアの検知ができる

ことが必要だと考えると、

ラッキングできるデバイスが参考になると考えています。

 

例えば、イギリスでは、

Bluetoothを使った近距離検知デバイスも出ています。

techable.jp

 

日本で類似のトラッキング系のサービスで言うと、

浮気調査等以外には、

MAMORIO株式会社さん(旧:株式会社落し物ドットコムさん)や、

最近Makuakeに出されたSmart lockのQrio株式会社さんが

物のトラッキングサービスを出されています。

motion-gallery.net

www.makuake.com

 

また、 リクルート住まいカンパニーさんや株式会社HAMOLOさんでは、

子どもの見守りに焦点を当てたサービスを実施されています。

www.itmedia.co.jp

www.kinsei.io

韓国でも、子どもの見守りサービスがあります。

techcrunch.com

...IoTといわれる分野なんでしょうか。(見ていただけるようにタイトルに入れちゃいましたが。)

 

ラッキング系のプロダクトは、保険のような商材だなと思います。

安心・安全と万が一が起きた時の救済の質が価値なので、

それらを、何に対してどのように届けるかが重要になると思います。

落し物と人、それぞれに上記価値を提供する方法は

全く違うんじゃないかなぁと思います。

 

自分のサービスで提供するのは、対『人』。

徘徊する認知症の方の、

『徘徊する自由』を守りつつ、『安心安全』を提供するサービスを私は作りたいです。

 

認知症で徘徊する方を見張ったり、家や施設に縛ってしまうサービスではなく、

『徘徊する自由』と『(本人や周囲にとっての)安心安全』を両立させたい。

 

とは言え、絶賛模索中です。

 

Webで完結しないサービスで、かつデバイスが必要なものだからこそ、開発も難しいです。

(理想を言えば、GPS/Beaconを持ったデバイスというより、位置情報/通信機能を持ちつつ、タトゥーのように皮膚に貼れる/刷り込めるようなくらいのものが作りたい。)

 

また、対象ユーザーも認知症の方のご家族が関係者の方とはいえ、こういうサービスを使い慣れている方ばかりではありません。

ユーザーの使いやすさを、今までのプロダクトの何十倍も考えなくてはいけません。

 

プロダクトができてからの拡散も、ネットだけで広まれるものではありません。

 

等々、山積みですが、まずはプロダクトを。

 

ご興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひお声をかけてください。

ディスカッションさせて頂きたいです。

 

 

ちなみにアメリカの会社でも数社、GPSBluetoothを使った、トラッキングタグを販売しています。

 

ユーザーとしてGPSを使ったトラッキングタグを使用した所感は、

  • 音が鳴る/写真が撮られる/光るなど+aの機能が充実していて、
    商品としての充実感はある
  • 常にアプリを起動しないとアラートや位置情報取得がされないので、
    携帯の充電を消費してしまう(GPSなので)

でした。

 

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